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江戸野菜栽培レポート

日本橋女学館中学校・高等学校の生徒による江戸東京野菜栽培報告

2010年9月25日(土)、26日(日)の2日間、日本橋女学館の文化祭"女学館祭"が開催されました。その中で、当ホームページで紹介してきた、学生達による江戸東京野菜栽培の展示が行われました。種まきから収穫、そして収穫した野菜を調理するまで、どのように発表・展示されているか、ご紹介します。

「音誇知心(温故知新)」がテーマの今年の女学館祭。
"「音」に溢れ「誇」りに満ちた「知」恵と勇気を「心」に刻め"をスローガンに、各学年、各部活動がキラリと光る展示や発表をし、来場者の心を引きつけていました。

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中学生展示の一角に、江戸東京野菜の展示がされていました。プランター作りから始まり、種まき、間引き、収穫、調理と、江戸東京野菜栽培の経緯を模造紙にまとめ、さらに第2期栽培で成長した「ごせき晩生小松菜」と「金町小蕪」の実物を展示していました。来場者は興味深そうに展示の前で足を止めていましたが、特に興味を示しているのは、お母さん世代だったのではないでしょうか。

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Q 江戸東京野菜を栽培してみてどうでしたか?

A 楽しかった。芽が出た時が一番うれしかった。種をまいてから1週間で芽が出て、とても速いと思った。

Q 難しかったと思った事はなんですか?

A 周りのプランターからは芽が出ているのに、自分の野菜だけ芽がなかなか出なかった事。原因は、種を植える時、土の深いところに植えてしまったため。

Q 持ち帰った野菜はどうしましたか?

A 母がお弁当へ入れてくれた。お肉の下に野菜炒めとして使ってくれた。とても美味しかった。

Q また栽培してみたいですか?

A してみたい!いちごやナスなど、自分の好きな野菜の栽培にも挑戦してみたい。

?後記?
江戸東京再発見コンソーシアムの参加団体である日本橋女学館で、今年も女学館祭に向けて江戸東京野菜の栽培をすると伺い、「ごせき晩生小松菜」「金町小蕪」の種まきを取材させて頂いたのが7月30日。それからたった2ヶ月で、2期栽培目の種が展示できるまで大きく育つとは、正直驚きました。東京周辺で伝統的に栽培されてきた「江戸東京野菜」というものの存在を深く知るとともに、普段は消費者である学生達が自ら「栽培する」という行為を体験する事によって、生産者の努力や食物の大切さなど、幅広い視野を持つきっかけになったのではないでしょうか。