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報告書

ごあいさつ

江戸東京観光舟運シンポジウムは、2008年11月8日(土)、東京国際フォーラムホールD5において開催されました。
江戸東京の観光資源としての舟めぐりを広く伝えるため、国内外の観光舟運に着目し、舟運の楽しさ、観光としてのありかた、将来の可能性、各国の観光舟運の事例についてご紹介します。

NPO法人東京中央ネット 理事 喜多隆正

 江戸東京再発見コンソーシアムは、経済産業省の支援事業を中心に行う目的で集まりました。地域と観光事業の活性化を目的とした企業・団体の集合体です。
 東京の都心地域は江戸時代から続く歴史と伝統のある街であり、それらをもとに常に新しい文化を発信し続けています。また、川に恵まれた水の都を代表する地域でもあります。文化力の高い地域ではありますが、まだまだその力を十分に発揮できていません。我々は、この文化力をもとにもっとこの地域の魅力を外に発信していきたいと考えます。
 このシンポジウムは、舟運事業・舟めぐりがテーマです。これをもとにさらなる地域活性をしていきたいと思います。そして、江戸東京再発見のきっかけとなれば幸いです。

東京都産業労働局観光部 副参事 山口紀子

 東京は多くの歴史的な観光資源が水辺を中心に広がり、臨海には新たな観光拠点も多く存在します。こうした水辺の地域を舟運で結ぶとともに、開放感あふれる水辺空間を創出することで、人々が憩える回遊性にすぐれた都市を創造していくことができます。
 2016年のオリンピック招致に向けては主要施設の水辺への配置が計画されています。都では、10年後の目指すべき姿の1つとして水と緑の回廊で包まれた美しい街を復活させようとしています。水辺からの眺望に配慮した景観や、人々が集う空間づくり、安全な水質の確保などの施策展開を図っていきます。中でも、舟運ネットワークの構築については、広域観光マップによる水辺の観光資源やルートの紹介、ホームページでの水辺イベント情報の発信、水辺周辺の観光案内標識の設置、船着場の整備・活用の促進、都内の地域や神奈川・千葉県等と連携した運航実験にも取り組んでいます。今後、東京の舟運を生かした観光振興が一層発展することを期待します。